お菓子を作って売るということ

これから「お菓子を作って売る」ときに必要なのは◯◯です!

お菓子やパン、ごはんを作って、マルシェで販売していましたか?
あるいは、これから活動していきたい!と考えていましたか?

本当に、2020年のお正月を迎える頃に、
誰が想像できたんだ!という事態をむかえています。

年明けまで開催されていたマルシェやイベントは
新型コロナウイルスの影響で、2月3月頃から中止になり、
お菓子を作って売ろうにも、「売る場所がない!」という現状です。

こんな状況の今、
必要なのは、
・ファンを作れる商品を生み出すこと
・ファンを作ること

です。

販売する場所がない…!

コロナが人から人へ感染するということを受けて、「人と会うこと」の自粛が求められ続けてきました。

当然、わいわい賑やかさが楽しいマルシェも中止。
終わりの見えない延期です。

人が集まって食事をする飲食店も、営業時間を短縮するなど、営業を自粛する空気が流れています。

お菓子を作ってマルシェで販売していた方、
カフェをやりたいと思っていた方は、
販売する場がなくなってしまいました。

こんな状況の今、どうやって活動していきますか?

活動をやめて、コロナの影響が収束して、また元の生活に戻れる時を待ちますか?
また以前のように、屋内や屋外でマルシェが開催される時を待ちますか?
飲食店が賑やかに営業できる日を待ちますか?

コロナは、いつかは落ち着きます。
しかし、それは今月来月という近さではなく、来年再来年というくらい先かもしれません。

コロナと共存できるようになったとして、果たして、元の生活に戻るでしょうか?

元の生活には…

おそらく、戻りませんよね。

いつまでも外出を制限することは現実的ではありませんから、外出の制限は段階的に緩和されるでしょう。

しかし、外出を制限して自宅待機しろと言われている今、
「あれ?対面で会うことにかかる時間などの負担って結構あったんじゃ…」
と感じている人も多いと思います。

今まで当たり前にしていた対面での話し合いも、
「画面越しでも可能なんじゃ…むしろ、全員の時間と場所を合わせる方が大変だったのでは…」
と、うっすら気づいてきていますよね。

しかし、人は「人に会いたい」という欲求がありますから、「みんなで集まる」ことが、全くゼロになる、ということは考えにくいです。

しかし、
・少人数しかダメ
・屋外しかダメ
・長時間はダメ
など、ルールは増えると思っています。

また以前のような、賑やかで楽しいマルシェやイベント、飲食店は復活するでしょうか?

いつかは復活するかもしれませんが、いつになるか、見通しがまったく立ちません。

今できることを皆がすると…

今までお菓子やパン、ごはんを販売していた方が活動を自粛していることは無収入を意味しますから、
いつまでも立ち止まっていることはできません。

しかし、復活がいつになるか見通しが立たないものをいつまでも待ち続けることはできませんから、
マルシェやイベントで販売していた出店者さんたちは、

・ネットショップで販売する
・実店舗がある場合はテイクアウトやデリバリーにする

といった形で、活動を切り替え始めています。

すると今度は、ネットショップやテイクアウトのお店が溢れてきます。

お客様も最初は、
「営業することができなくて困っている!買って、食べて、応援しよう!」
と、応援してくださいます。

しかしお客様のお財布も無限にあるわけではないので、
応援が長期化すると、「支援疲れ」が出てきます。

そんな中、お客様がいくら買っても、「支援疲れ」にならない商品があります。

お客様が「支援疲れ」にならない商品とは

それは、お客様が「そういうの、欲しかったんだよね!」と思う商品です。

「だってそれが欲しかった」のですから、支援も何もありません。
お客様が、自分自身のために購入する状態です。

そのような商品が作り出せる方は、求めているお客様の一歩先を行っています。
自分の進む先の一歩先を行く人って、憧れますよね。
一歩先行く未来、商品の作り手さんが解決してきた方法を伝えることで、
お客様はますます作り手さんに惹かれていきます。

そうやって、
・「こういうのが欲しかったの!」と、お客様がファンになってしまう商品を生み出すこと
・ファンを増やすこと

が、今必要な動きです。

そのような動きをしたい方を、応援していきたいと思っています。